こんにちは。和泉真人です。
人は普段、何に対してストレスを感じているのでしょうか。
おそらくそのほとんどは、「人間関係が原因のストレス」が占めています。
現在の世の中は、「ストレス」という存在が悪者扱いされています。
しかし、「ストレス」はなくてはならない要素でもあります。
つまり、影に隠れてしまっていますが、「良質なストレス」が存在するのです。
「ストレス」は本来、「成長」のための燃料なのです。
「ストレス」を燃料として燃やし、「成長」のためのエネルギーを発生させて、行動を起こしていくのです。
それなのに、現在の世の中は、ストレス自体と向き合わず、ストレスの原因から逃げていたり、見て見ないふりをしたり、相手や物のせいにしたりして余計なストレスを発生させています。
余計なストレスが人間関係から来ているとわかっているのにそうしてしまいます。
なぜ、原因は分かっているのに、逃げたり、見て見ないふりをしたり、相手や物のせいにしてしまうのでしょうか。
それは、自分が傷つくのが怖いからです。
「自分が傷つく恐れ」という思考は、すべて「自分自身が作りだした虚像」、つまり思いこみです。
この思い込みを排除できると、余計なストレスは発生せず、成長の糧となる良質なストレスのみが残ります。
思い込みを排除するためには、自分のこだわりを手放すことです。
自分のこだわりを手放すことで、自分を否定されるという恐れから解放させます。
今までストレスを感じたときのことを思い出してみてください。
自分の意見に相手が従わなかったとき、または反対されたとき、怒りが先行し、相手をねじ伏せようとしていないでしょうか。
相手をねじ伏せようとしている状態は、まさに、自分が絶対だと思い込んでしまっています。
自分の思いに固執してしまい、気持ちも視野も狭くなっているのです。
相手を受け入れるなんて、一切考えていない状態です。
さらに、どっちが正しいとか間違っているとか、白黒はっきりつけようとしてしまう人が多くいます。
ほとんどの場合、白か黒かなんてどっちでもいいのです。
それなのに自分が優位に立ちたいがために、白か黒かにこだわってしまうのです。
余計なストレスを発生させないためにも、自分のこだわりを手放します。
白黒つけるのは、相手を受け入れてからでも遅くはありません。
このようにすると、自然と相手から一歩引いた状態になり、自分も相手も冷静を保ことができるので、相手もつっかかってくることはありません。
逆にお互いの意思の疎通が取れるので、人間関係は良好な状態になります。
ストレスとうまく付き合う方法として、「自分のこだわりを手放す」ことは、たくさんの場面で有効な手段です。
一番近くにいるパートナーとは、余計なストレスのない関係を常に保っていたいものです。
私は、妻に対して、自分のこだわりをすぐに手放すことができます。
私があることを主張して、妻が間違っていると指摘したとします。
私は、その場は素直にその指摘を受け入れます。
たとえ、それが間違った指摘だったとしてもです。
決していいなりになっているのではありません。
正しいかどうかは、調べられるものはその場で調べてしまいます。
そうすれば公平な判断ができます。
調べられないものは、正しいかどうかは判断がつきません。
判断がつかない状態で正しいかどうかにこだわる必要はないのです。
なので、素直に指摘を受け入れられるのです。
このようにすることで、妻とは、余計なストレスのない関係を築いています。
写真は、青森県にある奥入瀬渓流に行ったときのものです。
神秘的な空間がただよい、とても癒されました。
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和泉梨紗
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