vol.3で「妻(パートナー)を受け入れる」3つのことについて説明しました。
3つのことをおさらいしましょう。
- パートナーの意見を尊重する。
- パートナーの家族関係などの過去の環境を知る。
- パートナーの精神状態や健康状態を知る。
今回のvol.4は「パートナーの意見を尊重する」ことについて掘り下げていきます。
テーマは「パートナーのこだわりを理解する」です。
ここでは、「こだわり」とは「自分が大切にしているもの・こと」としてとらえていきます。
育った環境や経験してきたことは千差万別であり、全くと言っていいほど、この世の中に同じ人格の人はいません。
全く別の人格の二人が一緒になるわけですから、それぞれが大切にしているもの・こと(つまり、こだわり)を理解し合うことが、仲がよい関係を築くための必要条件になります。
パートナーのこだわりについて、みなさんは理解していますか?
仕事、健康、お金、人間関係、家庭などどの分野にも大小さまざまなこだわりがあるはずです。
チェックしてみると、細かいことも含めてとてもたくさんのこだわりがあることがわかると思います。
では、その発見したパートナーのこだわりをどう処理するのか?
その答えはたった一つ!
「自分のこだわりに上書きしてしまうこと」です。
そうすれば、共通のこだわりとなり、二人のあいだでは、当たり前のこととしてとらえられます。
「こだわりの共通化」をすることができた瞬間から、二人のあいだでは全く気にならなくなり、こだわりであることも忘れ去られるでしょう。
パートナーのこだわりに合わせるのは自分が行えばいいので簡単です。
自分のこだわりを相手にしてもらいたいときは、自分のこだわりを丁寧に優しく相手に伝えるようにしてください。
このように、「こだわりの共通化」をひとつひとつ行っていくことで、二人の仲は格段に良くなります。
家庭のことで例を挙げてみます。
例えば「洗濯」。これはこだわりがはっきり分かれます。
全自動洗濯機で、服の種類により「ソフト洗い」なのか「ドライ洗い」なのか「通常洗い」なのか。
男性は特に気にしないと思いますが、女性の服は素材がデリケートなのでこだわりがあります。
男性が女性のこだわりを無視して洗濯を行うと、、、結果は簡単に想像できますね。
男性は何をすべきかというと、女性のこだわりを聞き出し、自分のこだわりに上書きしてしまうのです。
こういうことって本当に些細なことですよね。
でも、この些細なことひとつひとつについて「こだわりの共通化」をコツコツすることが二人の仲をより良くするコツなのです。
「こだわりの共通化」はパートナー以外にも広く活用することができます。
他人のこだわりについても日々チェックをし、上書きを繰り返していくと、人間関係を良好にすることができるので、ぜひ、活用してみてください。
今日の写真は、我が家のトイレです。この写真の中に妻のこだわりはいくつあるでしょうか?
みなさんも考えてみてください。
正解は、、、「6個」です!
時計を置くこと。時計の角度。ハンドソープの角度。お花の向き。時計とお花とハンドソープの距離。トイレットペーパーの三角折り。
この実験は、「この写真の中にこだわりはどこ?」と妻に聞いた結果をそのままお伝えしています。
ほとんどは知っていましたが、「時計とお花とハンドソープの距離」は知りませんでした。
新たに「こだわりの共通化」ができました。
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和泉梨紗
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