こんにちは(^^)
和泉夫婦のりさです。
「行動したいのにやる気はあるのに動けないんです。どうしたらいいですか?」
最近そんな声をよくいただきます。
逆にいうと、こういう人は、自分がやりたいことや望んでいる状態は明確になっているんですね。
まずは、そこまで分析出てきている自分を褒めてあげてください。
その上で、今日は行動したいのに動けない3つの理由とその解決法をお伝えいたします。
★行動したいのに動けない理由1:行動していないから
行動していないのに動けない理由のひとつめは「行動していないから」です。
一見矛盾しているようですが行動しないからさらに行動できなくなっていきます。
マジメな方や完璧主義の方に多いのですが、「しっかりと事前準備をしてから行動しないといけない」「失敗はゆるされない」と心のどこかで思っています。
エジソンも言っていますよね。
「それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったんだから成功なんだよ」って。
私たちはトライ&エラーを繰り返すことで日々成長していきます。
一気に成功することはありえないので、日々の行動(失敗)の積み重ねが成功につながっています。
そうはいっても事前にこの行動をするメリットを腑に落とさないと動けない。
そんな意見もあると思います。
腑に落とすためにはどうしたらいいでしょうか?
残念ながら、私たちは体感しないかぎり腑に落とすことはできません。
そのためには、今あなたがやりたいと思っていることを、すでに達成した人生の先輩に
1.できるようになるために具体的に何をしたか?
2.そしてどういう体感や感覚が伴っていたか
の2点を聞きに行ってください。
たとえば、あなたが、ブログを毎日書きたいけどネタがないと悩んでいる場合。
ブログを毎日書いている人に、以下の2つの質問をしてみてください。
1.○○さんが、ブログを毎日書けるようになったとき、どんなことをしましたか?
2.そのとき、○○さんが持っていた感覚や前提を教えてください。
そうしたら、たとえば「アイディアが湧くのはお風呂に入っているときが多いから、お風呂の前にペンとノートを準備してるんだよ」とか「自分が発信したいことを書くのではなく、今日出会った○○さんが明日も笑顔でいてほしいという気持ちで、お手紙を書くような気持ちで書いているんだよ」等、教えてくれるでしょう。
聞くときのポイントは、何をしたかだけでなく、そのときのマインドや前提等、目に見えない部分をあわせて聞くことです。
そうすることで、脳のミラーニューロンという、相手の感情を自分も同様に感じる働きにより、自分の中で相手の感情を味わうことができ、腑に落とすことができるようになるでしょう。
行動できないのは、あなたがやる気がないからではありません。
やり方+感覚を知らないから、行動できないのです。
自分でいくら考えても、自分の頭の中のデータベースには、経験したことがないことについての答えはありません。
モチベーションを上げようとするのではなく、やり方を知っている人から、やり方に加え感覚を教えてもらうことによってしか、解決することはできません。
あなたの周りで、あなたがやりたいことを達成している人は誰ですか?
もし思いつかなかったら、本やセミナーでも構いません。
その人にアポイントを取ることから始めてみてはいかがでしょうか?
★行動したいのに動けない理由2:本当にやりたいことでないから
行動していないのに動けない理由のふたつめは「本当にやりたいことではないから」です。
行動するためには、努力しなければいけなかったり、恐怖を乗り越えなきゃいけなかったり、必ずハードルがあります。
行動したい!と言いつつ、今の環境の方が心地いいと、潜在意識(無意識)で思っているので動けないケースです。
私たちには、ホメオスタシスという現状の心地いい状態を維持しようとする機能があります。
「新しいことにチャレンジしよう!」「明日からはあれをしよう!」と思ったときに、この機能が働き「いやいや、待って!これまで無事に生きてきたんだから、今のこの無事な状況を
わざわざ変えるなんてやめようよ~」となります。
たとえば、あなたが「ダイエットしたい!けどできない」と悩んでいたとします。
そうは言いつつ、食べたいものを食べられる今の環境が心地いいので、つらい思いをしてダイエットをするくらいなら、今の状態をこれからも続けていきたいと思うのが、ホメオスタシスの機能です。
つまり、本当にやりたいことは、食べたいものを食べることと、いったん認めることです。
行動できない人に多いのが、自分の嫌な現状から目を背けることを無意識にしています。
そういうときは、まなゆいの文章で言うのもおすすめです。
「私はダイエットしたいと言いつつ、本当は食べたいものを食べたいと思った自分を受けいれ認めゆるし愛しています」
ネガティブな感情は無視するのではなく、認識してあげることで癒されるという性質があります。
その上で、そうは言ってもそのまま本当に食べたいものを食べていては、どんどん太っていってしまいます。
そんなときは、どうすればいいでしょうか?
解決策は2ステップです。
Step 1: ビジョンを明確にする
Step 2: 明日できることを考える
順番に見ていきましょう。
1)ビジョンを明確にする
ここでは、ダイエットを例にとりあげます。
あなたは、なぜダイエットしたいのでしょうか?
ダイエットすることによって、どんな未来を生きたいですか?
ダイエットを目標にするのではなく、ダイエットした先どうなりたいかのビジョンを明確にすることで、マイナス感情からではなく、プラス感情から動くことができるようになります。
もしダイエットすることによって、憧れのお店の服が似合うようになるのであれば
・あなたはその服を着て、どこで誰と何をしたいですか?
・そのときどんな気分ですか?
その感覚をじっくり味わってみましょう。
じっくり味わったらステップ2に進みます。
その未来のために、できることを細分化していきましょう。
2)明日できることを考える
先程ダイエット後の未来を明確にしました。
そのために仮に、3か月後までに3kg痩せる必要がでてきたとしましょう。
ここで細分化します。
3ヶ月後に3kg痩せるためには
2ヶ月後に2kg
1ヶ月後に1kg
1週間後に250g
明日 36g
という感じで細分化していきます。
すると、どうでしょうか?
1日36g、3日で108gだったら、できそうじゃないでしょうか?
このように、明日できることを無理ない範囲で目標を立てることが大事です。
もし無理だと思ったら、目標や期日を見直しましょう。
少しずつ成功体験を積んで、楽しみながらやることが習慣化のコツです。
★行動したいのに動けない理由3:具体的なビジョンにとらわれすぎているから
行動していないのに動けない理由の三つめ「具体的なビジョンにとらわれすぎているから」です。
「ん?2つめと言っていることが矛盾していない?」と思ったでしょうか?
あなたは、具体的なビジョンを描いて、それをどうしても達成できないと、逆に悩んでしまったことはないでしょうか?
実は、大切なのはビジョンそのものではなく、ビジョンを達成したときに味わっている感情や大切にしている価値観です。
その感情や価値観が味わえれば、必ずしもそのことやその人でなくても構いません。
たとえば「○○さんと結婚したい!」というビジョンを描いたとします。
もちろんその人以外との結婚は考えられないと思いますが、残念ながら「○○さんと一緒にいる!」は自分ではコントロールできないことです。
代わりに「○○さんと結婚したら、毎日どんな暮らしがしたいか?」「どんな感情を味わいたいか?」を想像してみてください。
たとえば、毎朝、「朝ご飯の準備しよう!」とワクワクしながら起きて、笑顔でいってらっしゃいとお見送りして、その後一人ののんびりゆったりな時間を楽しんでいる等、感情やそのときあ
なたが大切にしている価値観が何かを言語化してください。
私たちは、体感して言語化したことでないと実現することができません。
もし具体的なビジョンにとらわれすぎて、動けなくなっていたら、いったんビジョンは脇において、ビジョンを達成したときの感情と価値観を紙に書き出してください。
そして、今日からその感情と価値観を大切にする自分だったら、どういう選択や行動をするかのベースにしてください。
ベースさえ決まれば、あとはそれに沿って動けばいいだけです。
動くために必要なのは、モチベーションではなく、動くための基準や仕組みです。
とはいえ、1人ではなかなか、習慣化できない!
そんな方のために、仲間と応援しあいながら、理想の未来にむけて行動できる自分になるパッションデザインカレッジの体験会を開催しています。
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和泉梨紗
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