こんにちは(^^)
和泉梨紗です。
私はセミナー講師であり、コーチでもありますが
あなたは「素晴らしいコーチは教えない。いい質問をする」という言葉を聞いたことはありませんか?
親だったり、メンターだったり、育てる立場の人にも同じことがいえますよね。
「質問の質が上がれば人生が変わる」
これは自分自身が脳内でしている質問もそうですし、誰かに対してする質問もそうです。
今日は、セミナーなどの学びの場で、講師から最高の答えを引き出す質問の仕方 ~5ステップ~ をお伝えします。
★Step 1★ リラックスして集中した状態に入る
あなたが真剣に聞けば、講師もそれだけ真剣に回答してくれます。
まずは、丹田(おへその下)に意識を集中し、深くゆっくり呼吸をしましょう。
そして、講師に心を向けた状態で聴きましょう。
あなたが放ったエネルギーが、あなたに返ってくるので、聞く姿勢が何よりも大事です。
★Step 2★ 質問の目的を明確にする
日常会話での質問は、場を和ませたり、楽しい時間を過ごしたりするためにすることが多いですが
学びの場での質問は私たちの人生をより充実させるためにあります。
質問をすることによって
・自分は何を得たいのか?
・自分の人生にどう活かしたいのか?
いわゆる意図(いと)を明確にしましょう。
意図を明確にしてから聞くことで、あなたの意識のフォーカスが変わり、望んでいる結果を得ることができます。
★Step 3★ 自分の現状を具体的に伝える
自分の現状を抽象的にしか伝えないと、当たり前ですが、抽象的な答えしか返ってきません。
抽象的な質問で得られる答えは、得てして
「まあそれはそうなんだけど、良いこと言ってるしその通りなんだけど、でもどうしたらいいの?」というモヤモヤ感が残ります。
もし講師があなたに「もう少し詳しく教えてくれますか?」とか「具体的にどういうことですか?」と質問をし返して来たら、あなたの質問の抽象度が高かったと思いましょう。
質問のポイントは、エピソードをいれることです。
エピソードが入ることで、講師の方も具体的な状況を思い浮かべることができ、具体的な解決策を提示してもらえます。
★Step 4★ 講師の方が、自分の現状と同じ状況だった時期に、具体的に何をしていたかを聞く
やり方を聞くことは意味がないという人もいます。
たしかに、やり方に関する答えは、ネットで調べればいくらでも出てくる時代です。
しかし、膨大な情報の中から、今のあなたのステージや状況にあった情報がどれなのかを見極めることは、おそらくできません。
というのも、質問するという時点で、自分がまだ知らない世界のことを聞くからです。
自分が知らない世界の情報A、B、C、D、Eを目の前に出されても、どれが自分のためのものだかわからないからです。
初めて訪れた国で、見たことのない料理5種類がメニューにのっていても、どれが1番自分の口に合うのかわからないと一緒です。
やり方を聞く際に、注意することがひとつあります。
それは、講師の方に、昔の自分を思い出してもらうことです。
「○○先生が、急にこのことについてできるようになったのはいつでしょうか?」
講師の方は、あなたよりそのことについて知識や経験をもっているため、つい今の自分の現状で答えてしまいがちです。
あなたが今Step1にいるのに、Step5の人がやっている回答をもらっても
「それはそうだけど実生活には活かせないよ、講師だからできるんだよ!」となってしまい、残念ながらあなたの人生は変わりません。
講師の方に昔の自分を思い出してもらうことで、今のあなたにピッタリの答えをもらいましょう。
★Step 5★ 在り方を教えてもらう質問をする
実はステップ4の質問
「○○先生が、急にこのことについてできるようになったのはいつでしょうか?」
は、ステップ5への伏線になっています。
いい質問は、講師が自分でも気づいていない無意識にやっている部分を引き出す質問です。
これは、ネットでどれだけ検索しても出てこない部分です。
なぜなら、できる人は、それを当たり前にやっているので、自分で言語化することができないからです。
私も、昔はレディーファーストも家事も一切してくれなかったが夫が、今では全部やってくれるようになったのは、どうやって教育したからなの?とよく聞かれますが(笑)
教育したつもりはなく自然とやっているため、それを体系化して説明することができません。
講師の人の無意識を引き出す質問は以下の5つです。
先生が急にこのことについてできるようになったとき
1) どんな前提をもっていましたか?
2) どういうことを意識していましたか?
3) どんなプロセスで考えていましたか?
4) どういうモード(感覚)でそれを行っていましたか?
5) どんな気持ちでしたか?
講師の方の無自覚の領域を引き出せるかどうかがポイントです。
まとめると、以下が最高の答えを引き出す質問の仕方~5ステップ~です。
Step 1: リラックスして集中した状態に入る
Step 2: 質問の目的を明確にする
Step 3: 自分の現状を具体的に伝える
Step 4: 講師の方が、自分の現状と同じ状況だった時期に、具体的に何をしていたかを聞く
Step 5: 在り方を教えてもらう質問をする
上記以外に、日々自分の知識をアップデートさせることも、質問の質を高めることにつながります。
持っている情報量が多ければ多いほど、受け取れる情報量も増えます。
素敵な1日をお過ごしください(^^)
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和泉梨紗
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