こんにちは(^^)
和泉夫婦のりさです。
「もう何もできることはありません」
あなたの愛犬が、そう獣医さんから言われたら、あなたはどうしますか?
・なんとか助けてあげたい!
・なんとか痛みをとってあげたい!
・なんとかラクにしてあげたい!
きっとそう思うのではないでしょうか?
私たち夫婦のダックスのユウくんが、5日前、そう獣医さんから言われました。
ユウくんの病名は、口腔内の悪性メラノーマのリンパ節転移。
非常に進行の早いタチの悪いガンで、すでにノドのあたりをゴルフボール大の真っ黒な腫瘍がふさいでおり、日によって、流動食やスープが食べれたり食べれなかったりします。
私たち夫婦の想いは3つ。
1.ユウくんが痛い思いやつらい思いをする延命治療はしない
2.口から食べるために、QOL(クオリティオフライフ)をあげるために、できることはしてあげる
3.ユウくんの自然治癒力や免疫力を信じ、たとえ病気があっても、普段通りに生活できる状態になると信じる
親として、この5日間でユウくんのために何ができるのか考えました。
よく獣医さんにダメ!と言われたら諦める方がいます。
でも、獣医さんはその人が持っている知識と今までの経験をベースに言っているだけです。
多くの獣医さんは、当たり前ではありますが、自分が確信している治療法以外は勧めず、もう治りません言います。
でも、人間だって、病院でダメですといわれてから、食事療法やマインドの持ち方等で治した方もたくさんいます。
獣医さんにダメ!と言われたからといって諦めないでください。
あなたが諦めたら、それが愛犬に伝染して、愛犬も諦めてしまいます。
愛犬が1番嬉しいのは、あなたが愛犬が治ると信じることです。
悲しんで泣き続けるのではなく、愛犬に寄り添って愛をもって接してくれることです。
獣医さんがダメって言ったからダメ!と諦めるのではなく、ここでは、病名に関係なく、親(飼い主)ができることを書いてみます。
【愛犬が余命宣告されたからでも出来る5つのこと】
- 信頼できる動物病院を見つける
- 親側(飼い主側)のセラピー
- 飼い主が治ると信じる
今日は1つ目の「信頼できる動物病院を見つける」について書きたいと思います。
動物病院を選ぶ際、1番大事なのは、主治医(かかりつけ医)との信頼関係です。
もし、主治医を信頼できなかったら、遠慮せず、他の病院にセカンドオピニオンを求めましょう。もしかしたら、誤診の可能性もあります。
私たちは、最近、5年ほど前に住んでいた家のそばに引っ越してきました。以前は、周りにいい獣医さんがなく、何度も我が家にもう一匹いるプードルちゃんが死にそうになりました。
そこで、今回何ヶ所も家のそばで獣医さんを探し、ようやく100%とまではいかないものの、信頼できる項目の70%を満たしているところを見つけました。
信頼できる基準は以下の3つです。
1.飼い主の話を聞いてくれるか?
2.患者ではなく、一人の人間(というか、犬ですね)として見てくれるか?
3.飼い主に伝わる言葉で、きちんと説明してくれるか?
1.飼い主の話を聞いてくれるか?
非常に多いのが、飼い主の要望を全く聞かずに、自分の診察が正しいと思い込んでいるケースです。
しょうがないのですが、獣医さんというのは病気について学んでいる人であって、コミュニケーションや聴き方について学んでいない人がほとんどです。
本来であれば、病気のことに加え、飼い主への寄り添い方やカウンセリングやグリーフケアを学んだ方が、いい獣医さんだとは思うのですが、今の世の中では、そのような獣医さんは稀でしょう。
人間でいうと、ノドが痛くて、病院にいったら、
「ノドが痛いんです」
「風邪ですね。抗生物質だしておきます。はい、次の人~!」
みたいな感じだったり
「これ以上、延命治療はしたくありません」
と言っているのに、本人の意志に反して、手術や治療をしたり……
自分の人生をどうするか決めるのは自分です。医者ではありません。
ペットの場合は、飼い主がその最終決定者です。
2.患者ではなく、一人の人間(というか、犬ですね)として見てくれるか?
これも1に通じるところがあります。
以前、我が家のプードルちゃんが、肉球をなめまくっていたときに、とある動物病院につれていったら、化膿止めを塗って、エリザベスカラーをつけてくださいと言われました。
「エリザベスカラーは、うちの子、すごくストレスになるので、何か他の方法はありませんか?」
と聞いたら、歯向かうのか?みたいな感じで
「エリザベスカラーしかありません」
と冷たく言われたことがありました。
原因を聞いても、皮膚の炎症でしょうとしか言わず、血が床につきまくっているといっても全く心配する様子もありませんでした。
こういう人に、安心して、手術を任せようとは思いませんよね?
きちんと一人ひとり(一匹一匹)を診てくれる獣医さんを選びましょう。
3.飼い主に伝わる言葉で、きちんと説明してくれるか?
大抵の場合、人間も動物も、医者や獣医の説明は、一般人には難しくて何を言っているのかわかりません。
早口で説明され、わからなくて質問しても、ぼんやりとした答えしか返ってこなかったり、専門用語を使われたりして、よくわからないということが多々あります。
獣医さん側からしたら、忙しかったり、獣医さんにとって普段当たり前のように使う言葉で伝えていたとしても、飼い主にとっては、初めて聞く言葉だったりします。
忙しい中でも、きちんと時間をとって、飼い主がわからないことは説明してくれる人を選びましょう。
たとえば「予後は3ヶ月です」と言われた場合。
「余命は3ヶ月です」
とも受け取れるし、
「3ヶ月治療計画通りに進めたら、治るかもしれません」
とも受け取れます。
そういうときに
「それはどういう意味ですか?」
と聞いたら、ちゃんとわかりやすい言葉で説明してくれる獣医さんを選びましょう。
よくわからないまま、言われた通りに進めて、何かあったら後悔するのは、飼い主です。
正直、上記の3つを全部満たす獣医さんは、なかなかいないと思います。
どこかの項目は満たしていなかったり、全体的に70%しか満たしていなかったりしても、自分が愛犬を守る!という意識があり、獣医さんにすべてを任せることなく、自分自身でもある程度調べて、きちんと質問できるレベルにまでなっていれば大丈夫でしょう。
獣医さんは、愛犬に何かあったからといって、責任はもってくれません。
愛犬は自分が守る!その想いさえもっていれば、上記の項目を平均して70%満たしている獣医さんであればOKとしましょう。
主治医と信頼関係ができた上で、以下の4つの選択肢を併用することを検討してもいいでしょう。
1.西洋医学の1.5次動物病院
できれば全身麻酔の手術をせずに、なるべく愛犬がつらい思いをせずに、何かできることがないのか知りたいと思うのが自然でしょう。
1.5次病院とはかかりつけ医もやっていながら、24時間救急の窓口も設けている動物病院です。普通の病院と違い、CT等の設備が整っています。
私たちは、1.5次病院にいき、結果、そこではできることがないとのことで、後述の2次病院を勧められましたが、こういう病院があるということも知っておくといいと思います。
2.西洋医学の2次病院
かかりつけ医からの紹介が必要な高度救急医療センターだったり、大学病院です。
人間の大学病院と同じように、腫瘍科とか循環器科とかわかれており、それぞれ専門のドクター(獣医)がいます。
3.東洋医学の動物病院
自然療法や代替療法をメインでやっているところです。西洋医学の治療と併用できるのがいい点です。
もちろん西洋医学の治療ができないときや、やらないと選択したときに行くこともできます。
4.統合医療の動物病院
西洋医学と東洋医学の組み合わせですが、多くの場合、代替医療がメインかと思います。西洋医学の治療も行う場合は、やはり西洋医学専門の普段から慣れていて最新の情報をもっているところに行き、併用して行うのがいいと思います。
私たちは、今回、主治医以外に、1.5次病院と統合医療の病院2つの合計3つに行きました。
また、来週2次病院の予約をとっています。
2次病院の予約をなぜとったか?
そこには、動物と話せる!アニマルコミュニケーターさんとの出会いがありました。
長くなったので、次回に続きます。
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和泉梨紗
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